ワイアレスのイヤーモニタリングシステム
No.6044 by ととや at 2005/9/20(火) 22:58 削除(コメントを含む)

プロモビデオのリップシンクに不可欠なモニタリングではプロではアシスタントが
ラジカセやモニタースピーカを移動させながらやってますが、警察許可無しの
アマチュア撮影ではワイアレスで音楽を飛ばして撮影するしかないのですが、
おすすめのシステムはありますでしょうか?今はiPodでアーティストにイヤホンで
モニターしてもらい遠距離撮影していますが、リアルタイムの曲進行がわからず
ベストショットを逃す事しばしば。カメラマンが再生&送信機器を操作して同時に聞きながら
アーティストには受信機と目立たないイヤホンのみというシステムがベストですね。
10万以上の業務用はとても手が出ないので。。。。
http://www.tentechnology.com/products/products_naviplay.php
これも使えそうですが、ブルートゥースというのがネック。マウスでさえ
切断が頻繁になるので、こわいですね。
でもお使いの方いましたらインプレなど頂けるとうれしいです。
また同じプロモ製作目的の方で「こうやってますよ」なお返事も
お待ちしてます!!!!!


No.6045 by Hassy at 2005/9/21(水) 00:37 削除

・・・ゲリラ撮影は程々に。
(道路使用許可を出す警察側は、相手はプロか否か等関係なく判断する事であり、誰かがその
 場所で無茶してしまうと、後の許可下りにくくなってしまいます)

と言う事はさておき、何処までのクオリティを求めるかと、基本的に非合法な事を行うのは不
味いので(電波法違反は現在かなりの重罪です)、簡単に出来る事としては以下などが有ります。

・パーソナル無線の類を使う:
 パーソナル無線は無許可で使える物であり、本来の目的は通信/会話用ですが(なので電波の
 使い方としてはグレーです)、PTT(Push to Talk>送信)スイッチを何らかの方法で固定
 して(本体の改造は電波法違反)、Mic入力にリップシンクに必要な音声を流し込めば、受信
 側でその音を聞く事が可能です。
 
 問題は、トーンスケルチ機能(特定の相手からの同じ送受信チャンネルの信号しか音声として
 出力しない機能)が搭載されてる機能で有れば良いですが、そうでは無い物の場合、混信の可
 能性が有る事と(単なる混信だけでなく混変調/干渉で色んな電波の影響受ける事も有ります)、
 又元々音声用なので、帯域幅(周波数範囲)かなり狭くて(一般的に300Hz-3KHz>電話なども
 そうですが、人の声の帯域)、特にリズムトラックの音など聞き取りにくいと思われます。

 安価な物では、1セット\20.000-程度で入手可能です。
 http://www.google.com/search?hl=ja&q=%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%83%8A%E3%83%AB%E7%84%A1%E7%B7%9A%E6%A9%9F&lr=

 Mic入力にLine信号などを送り出す為の、-40dB等のアッテネーターを要します。

 到達距離は、通常のパーソナル無線機では見通し距離で1Km程度は届きます。
 (但し市街地でのビル等での反射の影響も有ります)

・微弱電波のFM送信機とFMラジオを使う:
 コミュニティFMでは割合大がかりな送信機を用いますが、簡易型の物も幾つか有ります。
 以前トモカ電気が扱ってましたが、現在Webには情報無い様なので、取り扱い辞めたのかも。

 おもちゃの様なのでは、例えば:
 http://www.konna.jp/shop/goods/A007.htm
 (これはモノの様ですが、探せばStereoでクオリティ高い物も色々有ります)
 
 信号入力形態は、それぞれなので一概に記せません。
 
 受信機は、専用の物を使うかFMラジオをそのまま使えます。
 (送受信での周波数範囲は使う物次第ですが、クオリティ良い物ならFM放送並の帯域幅を
  確保する事も可能なので、リップシンクにも実用的だと思います)

 *但し、合法な周波数前提では、特殊な周波数の送受信専用機以外の通常のFMでの周波数を
  使う場合、誰にでも聞かれてしまうと言う事となります。

 到達距離は、電波法の範囲では実用的なのは100m程度です。 
 (パーソナル無線よりは遙かに周波数低いので、反射の影響受けにくくなります
  >周波数高い程に直進性高くなるので、それだけ反射による影響受けやすくなる)


簡単・手軽なのは上記の様な物を使う事ですが、他には赤外線やLaserを利用した遠隔音声送受
信システムなども有ります。
(但し何れも光線を使うので、光軸合わせが面倒な事となり、とてもゲリラ撮影には向きません
 >Laser応用の物を過去に製作した事が有りますが、非常に明瞭に伝送できます・・・が、
 光軸合わせるのやはり凄く面倒でした・・・又LaserPowerの問題も有ります)


・・・音に拘らなければ携帯電話なども使えますし、色々工夫して見てください。


映像と音との同期はどうされてるのでしょうか?

一般的なPVでは、予算の有る場合最近16mm(アリとかのFilm)収録が主流の様であり、例えば
B'zの様な非常に予算が有る場合(対応経験有ります)ではFostexの3trDAT(Stereo+SMPTE
Track)等使う事も有りますが(リップシンク用のガイドのPV音声と、予めSMPTE信号が記録さ
れており、16mmカメラにSMPTE信号を流し込みながら撮影します)、通常はカメラにガイドの
音も同録する等されてます。
(最近ではカチンコ使うケース少ないのかもしれません>あまり見た記憶無いです
 >ノンリニア編集が主流なので、カチンコ使う必然性も無くなってきてるのかも)

予算の無い場合では、HDTVやらDVカムやら3CCDカメラなども使われる様ですが、基本は同じ。

映像のクオリティなどは別として、プロもそうでは無い方々も、今日やってる事は殆ど同じなの
かもしれません(益々プロはプロとしてのクオリティ問われる事にも成ります・笑)・・・。


ゲリラ撮影主体なら、既存の枠に囚われずにゲリラ的編集法(?)でやってみては?

こういうのも紹介しておきます(半分回し者です・笑)。
http://www.xecoo.co.jp/products.htm


No.6047 by ととや at 2005/9/21(水) 08:47 削除

Hassyさん。ととやです。大変貴重なレス感謝感激です!!
ゲリラ撮影の怖さは知り合いから散々聞かされて、
市井の民の邪魔にならない所でヒソヒソやってます(笑)。
(ちなみに電車内の普通の歌なしインサート撮影程度でも許可いりますか?)
しかし、かなり甘くみてました、電波法(^^;)。厳しいんですね。
ご紹介頂いた「キコーネ」。既に体験済みでして、全然だめでした(T_T)。
3メートルが限界でノイズもひどかったです。直ぐに返品しました。
便利グッズなので値段は高くても良いのでクオリティアップされると
売れると思うのですが....と販売元にはお伝えしました。

やはりパーソナル無線が実用的なようですね。
秋葉あたりで相談してみます。

今はデビュー後のインディーズバンド(当然低予算(;_;))の
PV制作をやっており、ハイビジョンカメラSONY FX1とFCP エクスプレスHDのコンビです。
特に遠景からの望遠撮影時の曲モニタリングに頭抱えます。

携帯電話は落とし穴でした!!ウィルコムなら通話無料だし、
2台所有していれば使い放題ですね。携帯での着うた等の曲を
そのまま相手に聞かせるのは可能なんでしょうか?ドコモでは
まだ出来ないようです。出来れば超ナイスですね!!

シンクは編集時にポン出し同様です(^_^;)当たってナンボ。アーティストの歌の再現性とリズム感が命ですね。
合わなかった部分はインサートでごまかします(苦笑)。

16ミリの奥深い映像も大変興味ありますが、高額なんでしょうね。
最近ではやや食傷気味の超スローモーションも専用のカメラがあるのでしょうか?
FX1の映像も大変満足しています(特に暗目の臨場感)が、望遠があと一歩
足りないのがホント悔しいです。インターレースでなくプログレッシブだと尚良かったのですが。

Hassyさんは B'zの撮影に携わったご経験がお有りのようでなんとも羨ましい限りです。
(もしLA撮影でしたらアー○ビー○の○○さんがコーディネータでは?)
その時の音声モニタリングはどのようにされてたのでしょうか?
自分も本業は作家&アレンジで飯食ってますが、映像は最近仕事になり始めたばかりで、
映像マスタリングや放送規則、セーフゾーン、色味、ローカル局への対応等、悩み事ばかり。
編集スタジオでベーカムダビング時にカラーバーの調整でトラぶったり、
FX1のS端子からのシンクが取れなかったり(ここが業務用との差ですね)
と勉強と課題が山積みです(涙)。やっとこさ今某ローカル局の音楽番組で帯でオンエアされていますが、
東京では残念ながら見れません(涙)。オンエア録画を見て色味や解像度の違いを検証したいです。
ここはCDマスタリング後の一喜一憂と同じでしょうね。

映像はまだまだ青二才ですが、
今後も、いろいろご相談に乗って頂けると嬉しいです。






No.6048 by Hassy at 2005/9/21(水) 11:28 削除

>Hassyさん。ととやです。大変貴重なレス感謝感激です!!
お役に立てたなら幸いです。

>ゲリラ撮影の怖さは知り合いから散々聞かされて、
某組織の方々と遭遇しない事を祈ります(笑)

>(ちなみに電車内の普通の歌なしインサート撮影程度でも許可いりますか?)
私企業の場合、自社の利益に繋がらない事は行わないので・・・。
(例えば余程知名度高いMusicianや役者の撮影で使われる等で宣伝効果高い場合など
 ・・・豪快な話では、B'zのBanzaiのPVでは電車丸ごと借りて撮影したそうです>流石・笑)

>しかし、かなり甘くみてました、電波法(^^;)。厳しいんですね。
この様な場所で非合法な内容を展開する訳にはいきませんので・・・。
(過去にトラックの違法CB無線他で、無茶する人達が居るから法律も厳しくなります
 >単に電波の問題だけでなく、医療機器他への影響が深刻だったり)

>売れると思うのですが....と販売元にはお伝えしました。
家庭内での使用などを想定してる?様なので、電波の強さ(電界強度)も抑えてあるのかも。

>やはりパーソナル無線が実用的なようですね。
Snip
>
携帯電話は落とし穴でした!!ウィルコムなら通話無料だし、

思い出しましたが、PHSはトランシーバーとして使う事が可能です。

今だとウィルコム経由のエッジしか無いのかもしれませんが、珠に怪しいバッタ屋でトランシ
ーバー登録された物が出回ります(PHS電話としては使えなくて、トランシーバーとしてのみ
使える状態>そのままFullDuplexのトランシーバー((相互通話可能))と同じです)。

電波の強さからでは、これも見通し100m程度が実用範囲です。
(無許可で扱える電界強度の制限によります)

PHSで有ればかなり明瞭度高いので、携帯電話よりも良いかもしれません。


>特に遠景からの望遠撮影時の曲モニタリングに頭抱えます。
詳しくは存じないのですが、遠景のゲリラ撮影では、大抵ガイド音無しでイメージ/インサート
で抜くに留まらせる感じでは無いでしょうか?
(アテ振りとか口パクで何となく歌ってる様な絵を撮る事は有るかもしれませんが)

ワイヤレスで音を送るにせよお金掛かりますし手間も要してしまうので、そういうのはゲリラ
には向きません(余程売れてる方で無い限り、大抵のPVは厳しい予算だと思います)。

・・・どうしてもと言う場合では、実際携帯電話など使われてるのかもしれません。


>シンクは編集時にポン出し同様です(^_^;)当たってナンボ。アーティストの歌の再現性とリズム感が命ですね。
>合わなかった部分はインサートでごまかします(苦笑)。
原理的には、PV撮影時のガイド音を元に編集すれば(複数の映像+音が異なるトラックで編集
出来るシステムを要しますが)、リップシンクしてる筈です。
(その為にガイドの音を常に鳴らしながら撮影する訳ですし
 >SMPTE等同期信号((通常LTC))をカメラ側のメディアに記録できれば尚確実ですが)

撮影時点でずれてるのはどうしようも無いです(笑)。


>16ミリの奥深い映像も大変興味ありますが、高額なんでしょうね。
画質的には35mmの方が良い訳ですが、あまりにもお金掛かります(笑)。
16mmで一番お金掛かるのはFilm+現像代です。
後は今時Film編集やOptical処理を行う事は滅多に無いと思います。

HDTVカム(高い方・笑)でも35mm程度の画質が得られるのに、何故わざわざ16mm使うのかは、
やはり電気信号では無い”光と影”を記録できるからなのかもしれません(雰囲気有るとか
空気感有るとか)。

・・・全然関係無いですが、Video撮影に成ってからの時代劇は凄く気持ち悪いです(笑)。


>最近ではやや食傷気味の超スローモーションも専用のカメラがあるのでしょうか?
最近高速度撮影カメラを使った面白い映像の特番等やってますが、Nac辺りが得意です。
http://www.nacinc.jp/

レンタルも相当高そうです(笑)。

>FX1の映像も大変満足しています(特に暗目の臨場感)が、望遠があと一歩
最近の物ではラティテュード(暗い<>明るいの幅)相当広い物増えて来てますからね。

・・・という事では無く画質に関してですね。
(開発陣はFilmの画質を意識したのかも)

望遠は・・・CCD等電気系よりもレンズなど光学系の問題だと思います。
(例えZeissでも・笑・・・Wide<>Teleで経由するレンズは同じの様ですが、集光の課程で
 色々作用してしまうのだと思います>単純には光の面積辺りエネルギー少なくなりますし
 ・・・嘘記してるかもしれません・笑)


>(もしLA撮影でしたらアー○ビー○の○○さんがコーディネータでは?)
いえいえ、以前新木場の某施設の技術対応していたので、それで幾つかの撮影の対応してました。
(B'zさんは先に記したBanzaiの一部で使われてます・・・私の出番が有るのは余程予算の有る
 時のみなので、そこでかなり撮影されていても、関わったのはごく一部のみです)

基本は音や各種システムですが、でも映像との関わりも色々有るので、怪しく詳しいのです(笑)。
(設備や演出システムの何でも屋的な感じです)


>その時の音声モニタリングはどのようにされてたのでしょうか?
何時もその様ですが、B'zさんの場合撮影はAriの16mmで(最近PVで引っ張りだこ>CCD搭載?
の様で、液晶Monitorでモニタリングしながら撮影できる様)の撮影であり、それにガイド
+SMPTE用でFostexのDATを使われてます(繰り返し撮影なので、tape伸びるの心配しましたが)。

私が対応した範囲では、B'zの方々の為の施設全面のサウンドシステム(はっきり記すとageHa
のシステム>私は元ageHa/StudioCoastのエンジニアですが、コンサートやイベント・PV対応な
ど各種やってましたので)でアテ振り用のガイド音を流しつつ、照明の子やスタッフの為に、
かなりばかでかいPoweredMonitorで間近で音を出してました(音の遅延の影響避ける為)。

 *私がPV撮影に関わってたのは、ageHaのシステムでガイド音を鳴らす場合や、若しくは演奏
  のLive風景として、仕出し(ファンクラブなど)使ってそういうイメージを撮影する場合等。
  (なのでラジカセで済ませる様な低予算の撮影には全く関わってません)


>映像マスタリングや放送規則、セーフゾーン、色味、ローカル局への対応等、悩み事ばかり。
まあ局関係と関わるからには、局の流儀とか指定とか要求される仕様に従う他無いですね。
(仲良く成って、色々手助けして貰える関係性が良いと思いますが)

>編集スタジオでベーカムダビング時にカラーバーの調整でトラぶったり、
色(色・輝度他各種)の問題ですか?
(ベクトルモニターで激しく基準とずれてるとか変形しまくりとか・笑)

ポスプロで現在主流なのはコンポーネント信号なのかどうか解りませんが、NTSC/S→コンポー
ネント変換のエンコーダー等で有る程度は補正できると思いますが。
(その為の基準としてのカラーバーなので
 >基準のカラーバーが基準に成って無かったらどうしようも無いですが・笑)

>FX1のS端子からのシンクが取れなかったり(ここが業務用との差ですね)
TBC/FS(FrameSynchronizer)でも、Dropしてしまったら駄目ですからね・・・。
(将来的には、Dropした部分を前後の映像から合成するシステムなども出てくるのかも
 >今の技術でも、モーフィング的な事の進歩目覚ましいので、可能だと思います
 >少ない静止画で連続した動画やCG合成で顔の表情の変化をSynthsizeするシステムなど既に
 開発済みなので、そういう技術を連続した映像にどう活かせるか?)

>ここはCDマスタリング後の一喜一憂と同じでしょうね。
音は感覚的要素多すぎるので、個人の主観とか好みの問題でも有りますが、映像も実は非常に
感覚的要素有りますが、色味他測定できる要素多いので、比較・修正もその分容易です。
(映像の中身では無く”画質”と言う部分に関して)

OnAirされた映像は、家庭のブラウン管他で見られる事に成りますが、他との差が有りすぎると、
良くも悪くも凄く目立ちます(敢えて違和感出して目立たせると言う事もアリですが)。


>今後も、いろいろご相談に乗って頂けると嬉しいです。
映像関係を生業としてる訳では無いので(関わるとすればシステム関係ですが)、私の書き込み
は現場の声的な事とは異なると思います(色んな物見たり聞いたりはしてますが)。

・・・でもご参考に成る様で有れば。


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